KLC採卵周期⑦のまとめになります。
カウフマン療法がやっと終わり、プラノバールを飲み終わって4日目に生理がきました。
D3に病院へGO!
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D3 今日すぐにでも注射をしたいと訴えるが断られる
前回、前々回の結果があまりにひど過ぎたのではじめから注射を入れた強い刺激をお願いしようと思っていました。
今回はメガネをかけた中国系?の女性医師でした。
E2が19、FSHが13.9。
カウフマン療法で休んだにも関わらず、前回よりFSHが高いんですけどぉおおお!!!
ひな 「あのう、FSHが13.9で高いような気がするんですが大丈夫でしょうか?」
女医 「そんなに高くないですよ!もっと高い方いますから、当院の基準では大丈夫です」
KLCのFSH高い基準とは一体…?
20以上とかなんでしょうか。
不安になるが、ここはこれ以上言っても仕方ないので引っ込む。
本題の刺激の話へ。
ひな 「前回、前々回と結果が悪かったので、今日からもう注射を打つことはできませんか?」
女医 「今日からですか?いえ、ホルモン値も問題ないですし1ヵ月ピルでお休みした成果が出るはずなので、まずはクロミッドで大丈夫ですよ」
ひな 「うーん…前回もクロミッドを飲んでD8から注射だったんですが、結果が芳しくないので…」
女医 「前回はお休みしてない状態だったので、今回はお休みした成果が必ず出ると思います」
結構強めに言ったつもりですが、まずはクロミッドで大丈夫、と押し切られました。。
うーん…大丈夫かなあ。。。
ひな 「あと、トリガーなんですが点鼻薬ではなく注射にすることはできませんか?空砲があったりして、実はトリガーが合ってないのではないかと思ったんですが…」
女医 「いえ、成熟卵も採れているのでトリガーはちゃんと効いてますよ。点鼻薬で問題ありません」

うーん、そうなのか…
まあトリガーの件は納得しました。
でも注射の件はいまいち納得できないまま、とりあえずまたD8に来院することになりました。
とても感じの良いA医師にいろいろと話を聞けて少し安心する。
さて、卵胞はどうなっているのか…
内診の結果、卵胞は4つ!数よりも嬉しかったのが、すべて8mmで大きさが揃っていること…!
おおおお、これなら順調に同じスピードで成長していってくれるかも…
期待が高まります。
となると、今日から始まる注射の単位を前回より増やしたほうがいいのでは…
ひな 「注射ですが、前回150単位だったので300単位にすることはできませんか?あまり良くないですか?」
A医師「うーん、カウフマン療法で休んだし卵胞も順調に育ってきているし、150単位でも問題ないと思います。300単位にしてかえって結果が良くない場合もあります」
ひな 「そうなんですか…」
A医師「注射のホルモンと、自身で分泌するホルモンの両方が大事なので、増やせばいいということでもないですよ。もちろん、300単位にして打つことはできますが、意味がないのではないかと…」

うーん、そうなのか…
確かに、そういわれると150単位のままで良い気がしてきた。
納得して注射は150単位でスタートすることにしました
A医師「注射ですがLHの値が低いので、今日打つ注射は今までのゴナールFではなく、LHの作用も含んだフェリングを打っていきましょう」
ひな 「低いんですか…」
A医師「カウフマン療法で休んでいたので下垂体が眠っている状態なので低いんですよ。注射を打てば大丈夫です!」
A医師はハキハキと淀みなく受け答えしてくれたので、疑問も解消できてほっとしました。
KLCで相性の良い医師に当たると本当にありがたいですね…(汗)
この日、フェリング150単位を打って次回はD10に注射だけまた150単位、D12に診察となりました。
D12 そろそろ採卵日決まるかと思ったけど、決まらない。
内診して、卵胞の大きさを確認。
右に12mmと13mm、左に8mmが3つ。
ぎゃー!!大きさがバラつき始めたぞぉおおお!!!
嫌な予感しかしません。。。
いっつも欲張りな卵胞が全部もっていっちゃう気がするんですけどぉ!

みんな均等に育ちなさーい!
採卵2つコースかな…
またフェリング150を打って次回はD14に診察です。

そういえばこの日、シードポッドなるものを買いました。
TENGAが発売している商品で、精子を適切な温度で守る保温器「SEED POD」のことを指します。
スープジャーみたいな形をしてます。
KLCでは2200円で売ってますが、TENGA公式でも買えます。
Amazonでも売ってました!
今までお弁当用の保冷バッグで運んでいたんですが、かさばるし本当に保温できているのか不安だったので、買ってよかったです。
コンパクトでそこまで重くありませんでした。
D14 採卵日決定!しかし排卵しそう…
さて、今日こそ採卵日決定するでしょ!と意気込んで来院。
内診の結果、主席卵胞がなんと25mmに成長!
ひー、排卵しちゃうじゃーん!!
25mm近い卵胞がもう1つ、あとの3つはまだ小さいままらしい…やっぱり大きさバラつくのね。。
採卵日決まりましたが、排卵しそうで泣きそうでした。
ひな 「25mmって大きいですよね…排卵しないでしょうか…」
医師 「うーんそうですね、ボルタレン座薬を2回ではなく3回出すのでそれで抑制しましょう。あと、採卵日はなるべく早い時間に採卵しましょうね」
ひな 「はい、お願いします…」
医師 「あとは当日、小さめの卵胞も11mm以上あれば採卵するよう、申し送りしておきますから」
ひな 「はい、お願いします…」
よっぽど悲壮な顔をしてたのか、医師がフォローの言葉を添えてくれました。
もうあとは卵を信じて祈るしかない…
D16 採卵日当日
採卵当日まで、なるべく動かないように、そっと生活してました。
トイレもいきまないようにしてたし、くしゃみも抑えてました。

まあそんなことしても排卵するときはしちゃうよね!(ヤケクソ)
採卵時間は8:10来院で早めの時間でした。
コロナの影響で持ち込み精子だったんですが、Kも同行して近くのカフェで待っててくれました。
排卵してませんように…排卵してませんように…
祈りながら採卵しました。
手術室に入ってまずは洗浄。今回は女医さんでした。
いつも思うんですが、採卵より洗浄のほうが私は痛いです。。
そしてエコー入って…
卵胞でかいの見えたー!あったー!!排卵してなかったー!!!
採卵の針が刺さって少し痛いですが、もうそんなこと気にならないくらい嬉しかったです。
そして右の大きい2つの卵胞を刺したあと、左に小さな卵胞があり、
女医 「左の卵胞、小さ目なんですが採ってみますね」
ひな 「…おねがいしまぁす!」
思わず寝ながらお願いコールしてしまいましたw
左の卵胞の位置が悪いのか、ここだけで3回ぐらい刺された気がします。
すっごい痛いw
ひさしぶりに採卵で激痛でした。
でもでも、3つ採れたのかな…どうなのかな…
採卵が終わってリカバリールームで待機していると、看護師が採卵数の紙を持ってきてくれました。

紛うことなき3つの数字!!
やったーーーーーー!!!
いや、でもでも待てよ…変性卵の可能性もなくはない…
まだ成熟卵3つなのか確認しないとぬか喜びに…

3つ採れたのが嬉しすぎて、リカバリールームでにやにやしてしまい、やばかったです。
きっとたくさん採れる人からしたら、3つでこんなに喜んでるのバカみたいかもしれませんねw
そして培養士さんとの話へ。
この培養士さんがOさんという方でとても話しやすかったです。
培養士「今回採れたのが3つでしたが…全部成熟卵でした」
画面を見ると綺麗なまんまるの成熟卵がありました。

よかったー
培養士「精子は良好ですけど、今まで顕微授精だけですか?」
ひな 「はい、今までふりかけで受精したことなくて…ここでも前の病院でも受精しなかったので…」
培養士「あ、そうですか…なるほど、それなら顕微授精のほうがいいですね」
ひな 「はい。ちなみに加藤レディースクリニックにはピエゾICSIって無いですよね?」
先端が平らなインジェクションピペットを使用し、微細な振動(ピエゾパルス)を用いて、卵子の形態が変形しないように透明帯に穴を開け、卵細胞質を吸引することなくピエゾパルスで破り、卵細胞質内に精子を注入する方法。
通常行う顕微授精は、先端が尖ったインジェクションピペットを用い、物理的に卵子に深く押し込んで透明帯を破り、卵細胞膜は吸引して穿破し、卵細胞質内に精子を注入しています。そのために、ある程度の卵子に対するストレスを、完全に避けることはできません。
なので、ピエゾICSIは卵子に優しい顕微授精方法なのです。
培養士「いえ、ありますよ」
え、あるの!!??
ここ最近で1番びっくりしました。
培養士「うちのCLではピエゾICSIでやった顕微授精も、通常の針を刺す顕微授精でもどちらも受精できなかった率は3%以下なんです。どちらでやっても3%以下なので、特に使い分けているわけではないんですよね」
ひな 「え、そうなんですか!じゃあオプション料金も無いということですか?」
培養士「はい、特に無いです。希望すればピエゾICSIにすることはできますよ」
そうなんだーーーー!!!
ってことは前回の顕微授精で受精できなかったのはその3%のうちの事例に入るんだ…
私やばすぎる。。。
ひな 「他院ではピエゾICSIってオプション料金結構とられるんですよね、2万円とか…」
培養士「うーん、例えば他院の話ですけど、通常の針を刺す顕微授精で受精できなかったパーセンテージが20%という病院があって、ピエゾICSIをすると9%以下になりました!みたいな話があるんですけど…まあそれは他院の話で、元々の顕微授精の技術が低かったということですよね。
KLCはそもそも3%以下なのでどちらも高い技術力があるんですよね。だからどちらでも特に変わりない、というのが我々の認識です」
KLCすごい…培養士の底力を感じたぞ……
じゃあピエゾICSIってあんまり意味ないのか…?
いやでも、卵子の力が弱いであろう私の場合、少しでも負担のない受精方法でやりたい。。。
ひな 「そうなんですか…うーん、どちらでも変わりないかもしれませんが、ピエゾICSI希望してもいいでしょうか?」
培養士「もちろんですよ。かしこまりました」
ニコニコしながら培養士Oさん、引き受けてくれました。
ほんとにほんとによかった!!!
なんとずっとやりたかったピエゾICSIがKLCにあり、しかも無料でできる!
ほんと確認してよかった…これ知らない人多いんじゃないかと思う。。。
医師との診察もありましたが、特に相談した内容もなかったので割愛します。
採卵日のお会計
採卵費用 165941円 + 採卵消耗代 40000円
=205941円 でした。


前回とそこまで変わりないお会計でした。
ゴナールFもフェリングも値段そこまで変わらないですね!
採卵周期⑦まとめ

注射も前回と同じ3回でしたが、やはりカウフマン療法後の効果があったのかもしれません。

あと、実は5月から飲んでいたコエンザイムQ10飲むのをやめました。
抗酸化物質のとり過ぎも良くないとTwitterで見かけて気になっていたので、レスベラトロールとアスタキサンチンはとり続けていたのですが、コエンザイムQ10は懐疑的なことも多かったので、いったんやめてます。
サプリもどれが効いているのかもはやよくわからない状態ですが、手探りでやっていくしかないですね…
採卵が終わり、外で待っていたKと待ち合わせて一緒に美味しいものを食べて帰りました。
採卵日はやっぱり、ご褒美食べたいですよね!
あとがき
今回、文字ばっかりですが書きたいことがたくさんあったのでたくさん書きましたw
そして今後ですが、やりたいこと&勉強したいことがあるので、ブログ更新はほぼ文字ばかりのスタンスでいこうと思います。
文字だけ更新ならばばーっと書けるので、周期をまとめてドーンと書くことが多くなると思います。
過去の治療履歴や仕事についても書きたいんですが、しばらく優先的にやりたいことをやりたいので、そのうちということで…
では、受精&培養の良い結果を信じて。。
次周期は【移植】であることを祈ります!
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コメント
[…] 今回は前回の記事のやりとりから、ピエゾICSIを希望して顕微授精をお願いしています。まずは受精しないと何も始まりません。。。前回の採卵ではやっと採れた1個の受精もできなかったので、めっちゃ緊張します。。。 […]