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KLC PGT-Aの申請&夫婦染色体検査

加藤レディスクリニック

\ 前回の記事はコチラ /

KLC移植④ D13 またもや子宮に…!?
胚盤胞が1つできたので、移植周期に入ります。移植に向けて身体を整えたいところですが、またもや「子宮に○が…」と言われてしまいました。もはや体質??ちなみに子宮頸がん検査や内膜炎検査も引っかかったことありません。

さて、移植周期が始まっている一方、【PGT-A】の申請も実は並行して行っていました!

PGT-Aとは

PGT-A(Preimplantation genetic testing for aneuploidy)とは、体外受精によって得られた胚の染色体数を、移植する前に網羅的に調べる検査です。

妊娠12週未満の初期に起こる流産の主な原因は「赤ちゃんの染色体異常」と言われています。

PGT-Aをおこない、染色体の数の過不足がない胚を子宮に戻すことができれば、染色体の数の異常による流産を避けることができると期待されています。

加藤レディスクリニックより引用

というわけで、PGT-Aに胚を提出して検査すれば、もとから異常のある卵、すなわち流産してしまう卵を母体に戻す必要がなくなるわけです。

ひな
ひな

これは素晴らしい!!

正直、何回も流産してしまうのは本当にきつい…こうやって検査して流産を未然に防ぐことができれば、本当にいいですよね。。

しかし、PGT-Aにも色々と問題というか、デメリットはあります。

  • 厚生労働省に申請中の先進医療になるため、現時点では保険診療と併用できない(2022年6月現在)
  • 検査のために細胞を採取することによる胚盤胞へのダメージが心配される。
  • 検査をしても染色体異常に起因しない流産は防ぐことができでない。
  • 通常の治療費用とは別に、胚の検査費用がかかる(胚盤胞1個あたり11万円)

保険診療と併用できないのは本当に悲しい……

ただ、現在厚生労働省にて【先進医療B】として認定されるかどうかの審議中です。もし認定されれば、保険診療といっしょに行うことができます。

\ 不妊治療における先進医療の状況(厚生労働省HP) /

不妊治療における先進医療の状況(令和4年8月1日現在)
不妊治療に関連する先進医療の申請・承認状況を紹介しています。

一刻も早くその日が来てほしいですが、私はとりあえず保険診療6回を終えてもまだ先進医療として認定されていなければ、自費診療でPGT-Aをやるつもりです。

PGT-Aの申請はかなり時間がかかるらしいので、いつでも始められるように申請だけはしておきたいと思いました。

胚盤胞へのダメージも考えると、本当に実施するかはまだ考え中なのですが…申請のために【夫婦の染色体検査】があるので、それも含めてやってみたいと思いました。

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申請のスケジュール

  • 3/26 院内の動画を見て、動画内のメアドにPGT-Aの申請をする
  • 3/27 PGT-A担当より治療内容のアンケートが届く
  • 3/29 アンケートの内容を返信
  • 5/17 問診表の追加のお願いが届いたので、夫婦染色体検査の日程を送る
  • 5/27 夫婦染色体検査の実施

このような流れでした。

PGT-Aをやるためには【夫婦の染色体検査】が必須となってます。

これはそもそもの胚が異常になる前、つまり私と夫のほうに染色体の異常がないかを確認するための検査になります。

ひな
ひな

ただ染色体異常があったことが分かっても、対策はないんですけどね…

染色体の異常なので治療法はありませんが、もちろん異常があっても妊娠&出産まで至る方はいます。

どちらかに異常があった場合、やはりPGT-Aをすることで習慣流産を防ぐ糸口になります。

というわけで、夫婦染色体検査行ってきました!

夫婦で採血するので、夫Kももちろんいっしょです。

夫婦染色体検査

当日の所要時間
  • 10:50 受付
  • 11:35 診察
  • 11:40 採血
  • 12:16 会計

大体1時間ちょっとで済みました!

PGT-Aのための染色体検査の日は、他の治療と同日にはできないらしいので、ご注意です。

聞きたかった2点、確認できてよかった……!!

  • こちら側のタイミングでPGT-Aの検査は出来る
  • PGT-Aのためにいったん自費診療にしても、また保険診療に戻ることは出来る

これが分かっただけでホッとしました。

これで心置きなく申請を進めることができます。

いっしょに聞いていたKはたぶんなにも分かってませんでしたが(笑)、いいんです!隣にいてくれるだけで!!

治療の進め方はどうしても迷ったときに相談にのってくれればじゅうぶんです。

あと治療費は最近Kが出しているので、会計担当は彼、計算や治療内容は私が考える担当です。

コロナ禍でずっと付き添い禁止なので、隣にKがいてくれるのはひさしぶりで本当に嬉しかったです。

会計

会計はひとり23,100円、2人合わせて46,200円でした。

自費なので結構高い!!

染色体検査はKLCよりもお安いところがあり、他院のものでも採用してくれるらしいので、少しでもお安くしたい方は探してみたほうがいいかもしれません。

(※念のためKLCに確認してくださいね)

私はKと相談したうえでKLCでそのまま染色体検査をしたんですが…というのも、【不育症検査の助成金】をまだ申請したことがなかったので、それを使おうと思ったんです。

不育症検査の助成金

\ 東京都の不育症検査助成事業の概要 /

不育症検査助成事業の概要 東京都福祉保健局

まだこの制度を利用していなかったのを思い出しました。

私の流産の経歴ですが、化学流産→稽留流産→化学流産だったので、申請できるか微妙なところ…

とはいえPGT-Aの対象になったので染色体検査をしているわけだし、『医師に不育症と判断されたこと』という文言があるので、とりあえずKLCに手続きに必要な診断書をもらえるか確認してみました。

不育症検査助成金の申請は4F受付に言うと緑の紙をもらえるので、それに内容を書き込んで提出します。

ひな
ひな

次の日、クリニックから電話があり「対象になるので申請できます」とのこと。

よかったーーーーーー!!

助成金は5万円を上限として使うことができるので、今回の染色体検査は実質無料にすることができました。

よかった……5万はでかいゾ……

染色体検査の他にも対象になる検査は色々あるので、当てはまる方はお住まいの自治体に確認してぜひ利用しましょう。

\ 次回の記事はコチラ /

coming soon…

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