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KLCでの移植2回目は再々判定後、残念な結果に…
- BT 7 hCG23.9 判定日
- BT17 hCG675.0 再判定日
- BT24 hCG不明→内診により稽留流産確定
ざっとこんな流れでした。
やはりBT7の時点でもう少し数値出てないと、流産になる確率が濃厚のようです…
悲しいですが、とりあえず流産後の処置のため、大学病院に行くことになりました。
私は過去に流産処置の失敗で子宮穿孔になったことがあるため、ハイリスク患者扱い。
KLCでの流産処置はできないとのことでした。
大学病院へ


大学病院で安全に処置してもらおうと思っていたのに、ここでも掻爬が主流!!

これならKLCで吸引やってもらったほうが良かったんじゃ…!?
流産手術にはいくつか種類があります。

日本ではなぜか掻爬法のほうが主流になっているんですが、吸引法のほうがより安全な手法だとWHOにも推奨されています。
吸引法にも自動吸引法(EVA)と手動吸引法(MVA)という2種類があります。
では、この吸引法2つの違いはなにかというと、EVAとMVAは、手術の際に使用する器具=カニューレの違いが挙げられます。
カニューレが金属製なのがEVA、プラスチック製なのがMVAです。金属よりもプラスチックの方が柔らかくしなやかなため、子宮にカニューレを挿入する際の痛みがより少なくて済みます。しかし、手術中は麻酔によって眠っているため、痛みを感じることはないでしょう。ここで重要なのは、プラスチックの方が子宮頸管やその他組織を傷つけにくいということです。
さらに、MVAは手動で吸引を行うため、微妙な吸引力の調整をすることができます。この2つのことからMVAはEVAよりもさらに安全性が高く、お身体の負担になりにくいとされているのです。
引用元:新宿駅前婦人科クリニック
そういうわけで、この大学病院での吸引法は
「MVAではなくEVAだけど、よろしいでしょうか?」という話でした。
本当はMVAが一番ベストだけれども…


流産後に行う絨毛検査のことを「流産絨毛染色体検査(POC)」と言います。
なぜ流産したのか?赤ちゃんに異常があったのか?母体側に異常があったのか?その手掛かりになるのがこの検査になるので、今後の治療方針に役立ちます。
流産になった胎嚢から胎児の染色体の異常を調べることになります。
- 染色体が正常だった場合
今回の流産は母体側の原因である可能性が高いと考えられるので、今後は母体側の原因の検査・加療が重要となります。 - 染色体の数に異常があった場合
流産の原因は、偶発的な胎児染色体異常と考えられるので、母体側の原因の検査は不要です。 - 染色体の数は正常だが形や構造に異常があった場合
ご夫婦のどちらか、もしくは両方に染色体のわずかな構造の異常があることも考えられます。その場合、妊娠に影響がないこともありますが、今後も流産が続くことがあります。
そのため今後の妊娠のためにご夫婦の染色体検査をおすすめし、流産を繰り返しやすいタイプかどうかを診断します。
引用元:アイブイエフ詠田クリニック
流産という悲しい出来事を繰り返さないためにも、絨毛検査は行いたいところです。

しかし、多少の出血があったとはいえ、あれで胎嚢出ちゃったのかな…?
なんかよく分からない…
もやもやしますが、この時点ではとりあえず様子見ということになりました。
hCGを測定するために血液検査しましたが、その結果が見られるのは次回の通院。
こういうときKLCだと即日hCGの数値が分かるので、やっぱり不妊治療CLってすごいなぁと感じるのでした(汗)
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