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甲状腺と潜血

甲状腺の値、引っかかっている方を結構お見かけしているんですが、
私も見事に引っかかりました。
橋本病(慢性甲状腺炎)は自己免疫疾患の一つです。
自己免疫疾患とは、細菌やウィルスなどから体を守るための免疫が、自分の臓器・細胞を標的にしてしまうことで起きる病気の総称です。橋本病では、免疫の異常によって甲状腺に慢性的に炎症が生じていることから、慢性甲状腺炎とも呼ばれます。
私の場合、「TPOAb(抗甲状腺ペルオキシターゼ抗体)」の値が600を超えているため橋本病の可能性が高いものの、TSHの値が2.5を超えていないため甲状腺の機能は正常の範囲内、といったところでしょうか。
橋本病の方の全てが甲状腺機能低下症になるわけではありません。甲状腺に慢性の炎症が起こるのが橋本病ですが、炎症の程度が軽度であれば甲状腺機能は正常であり、炎症が進行すると甲状腺の働きが悪くなり、甲状腺機能低下症となります。
引用:伊藤病院HPより
普段生活するうえで私のような数値レベルなら気にする必要はありませんが、
妊娠希望のある女性や妊娠中の方は注意が必要です。
妊娠希望のある場合や妊娠中の「橋本病(慢性甲状腺炎)」はどのような注意が必要ですか?
甲状腺自己抗体が陽性の場合、TSHが2.5µU/mlをこえる程度の軽い潜在性甲状腺機能低下症であっても、流早産や妊娠高血圧症候群のリスクが高く、治療によりそのリスクを改善できることが明らかになっています。
橋本病(慢性甲状腺炎)では、妊娠を希望する場合には、TSH2.5µU/ml以下を目標に、合成T4製剤(チラーヂンS®、レボチロキシン®)の内服を調整します。妊娠すると妊娠15週までに甲状腺ホルモンの必要量が約1.3~1.5倍に増えるので、妊娠がわかったら、甲状腺ホルモン量を20~30%増量するかすぐに主治医を受診するかはあらかじめ担当医と相談しておきましょう。
引用:日本内分泌学会より
詳しくは下記リンクに甲状腺疾患について詳細が載ってます。

しかし、今まで生きてきて『橋本病』なんて気づきもしなかった。
不妊治療してると、健康体だと思ってた自分がそうじゃないことに気づかされるよ…
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